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【猫の防災⑤】緊急時にこそ必要な猫の行動としつけ!コツや必要な理由は?

猫の豆知識・防災

皆さんはしつけをきちんとしていますか?

緊急時はしつけをしていないといろいろ大変になってしまいます。

今回は【猫の防災⑤】緊急時にこそ必要な猫の行動としつけ!コツや必要な理由は?についてご紹介します。

ぜひ参考にしていただき緊急時にも役に立ててくださいね。

緊急時はいつもと全然違う!

災害時は普段の生活ができなくなります。

家で過ごすこともできれば、避難所で過ごさなくてはいけない場合もあります。

多くの方がいる中で生活をしなくてはいけない場合、飼い主にとって猫がちゃんと過ごせるか不安になりますよね。

家ではおとなしいけど、暴れたらどうしようと不安に感じてしまうこともあります。

そういう時にしつけをきちんと行うことで緊急時も慌てず行動することができ、猫も安心して過ごすことができます。

災害が起こると猫も多くのストレスを感じてしまうので、普段と違った行動をとってしまうこともあります。

少しでも安心して過ごすことが大切ですので、しつけは大切になってきます。

非常時に役に立つしつけとは?

猫のしつけと聞いてまず思いつくのが日常生活の中にあるトイレなどを思いつくのではないでしょうか。

トイレもきちんと行うことができると緊急時に役に立ちます。

非常時は普段通りの生活ができなくなります。

この普段通りの生活ができなくなることから非常時に役に立つしつけというのはいつもと違う生活に慣れることが大切です。

ここでは非常時に役に立つしつけをご紹介していきます。

しつけ①クレートトレーニング

クレートトレーニングとはキャリーバッグに慣らすことです。

キャリーバッグを使う時と言えば病院と思う方も多いのではないでしょうか。

猫もキャリーバッグを見ると嫌な病院に連れていかれると感じるため逃げたりしてしまうことも考えられます。

緊急時は移動しなくてはいけないケースもあるので、猫の移動手段であるキャリーバッグに慣れさせておく必要があります。

いざという時にスムーズに移動できるようにするため普段からキャリーバッグに慣れてもらえるようにしましょう。

早く慣れてもらえるための方法についてご紹介していきます。

安心できる場所だと認識させる

猫にとってキャリーバッグは病院に行くためのものと認識している場合があります。

嫌な場所に連れていかれると思っているので安心できる場所だと認識させると良いですよ。

まずは安心できると認識するために普段いる場所に置いておくと猫も気にしなくなります。

キャリーバッグが移動するためのものと認識しなくなると普段から入るようになります。

まずは安心して大丈夫と思ってくれることが大切ですよ。

普段から出入りできるようにする。

キャリーバッグに入ると出ることができないと感じていることがあります。

自分から出ることができないので不安に感じてしまうのでキャリーバッグに警戒していることも考えられます。

まずは猫の警戒心をなくす必要があるので、家では猫が自由に出入りできるようにしてあげましょう。

そうすることでキャリーバッグに入っても出ることができると思うので警戒心を解くことができます。

ドアを取り外すことができるキャリーバッグの場合は取り外した状態で置いてあげると猫も安心しますよ。

出入りできると家族も安心ですね。気に入ってくれたら大丈夫です。

キャリーの中に入ったら良いことがあるかも?

キャリーバッグの中に普段使っているおもちゃなどを入れておくのも良い方法です。

キャリーバッグの中は楽しいことがある。と認識すればスムーズに入ってくれるようになります。

おもちゃでも良いですし、ごはんをキャリーバッグの中で食べさせるのも良いですよ。

そうすれば猫もキャリーバッグの中に入れば良いことがあると思うので、嫌がることはせず自分から入ってくれるようになります。

嫌がらずにいてくれると安心ですね。好きな場所になると良いね。

スムーズに入るようになったらカギをかけてみよう!

先ほどまでは自由に出入りできる状況でしたが、カギをかけて猫が不安に感じてないかをチェックしましょう。

カギをかけると出入りができなくなるので、猫も前のように不安になってしまうかもしれません。

すぐに不安がなくなることはありませんので、徐々に慣れさせてあげてくださいね。

カギをかけて安心して居たら大丈夫です。少しの間だけど我慢してね。

カギをかけて移動してみよう

災害時は移動しなくてはいけないので、キャリーバッグの中に入れて移動できるようにしましょう。

安心しているかをチェックしながら移動してあげることで猫も安心できますし、キャリーバッグは病院に行くものじゃないと認識することもできます。

猫が不安に感じていない様子であれば、災害時でもスムーズに移動することができます。

キャリーバッグは猫にとって安心できる場所にもなりますし身体を守ってくれますので、緊急時のしつけとしてクレートトレーニングは大切になります。

おとなしいですね。移動できるようになったらもう大丈夫です。

しつけ②猫の社会化

猫の社会化と聞いてもわからないと感じる方も多いのではないでしょうか。

簡単に言うと家族以外の人間や物、音に慣れさせることを言います。

家でほとんどを過ごしている猫にとって刺激的なものがたくさんあります。

それを生後8週~12週の社会化期と言われているときに慣れさせておくと耐性がつくことになります。

経験させていないと警戒心が強くなってしまい、大人になって経験させても逆効果になってしまいます。

災害など予期せぬことが起こってしまうと慣れさせていないと猫にとって刺激が強すぎることが多く起こってしまうのでストレスを感じやすくなってしまいます。

少しづつでも良いので慣れるように経験させてあげましょう。

しつけ③ハーネス・リードは災害時に役に立つ!

移動時はキャリーバッグで大丈夫ですが、キャリーから出してあげた時に脱走してしまうことがあります。

また災害時は猫もストレスを感じているので普段しないような行動を起こすこともあります。

そういう時にハーネス・リードをつけておくと脱走することがなくなりますよね。

家で過ごしているからハーネスやリードを付けたことがないという方は災害時に備えてつける練習をしておくと良いですよ。

ハーネスやリードに慣れておくと避難所でも散歩させることができますので猫のストレス解消につながります。

ハーネス・リードを選ぶときはなるべく外れにくいもの、安定しているものを選ぶようにしましょう。

猫も飼い主も安心して散歩できますのでぜひ経験させてあげてくださいね。

しつけ④触れられることに慣れておく

飼い主以外に触れられることと言ったら病院の診察が思いつきますよね。

災害時は一緒に生活できるとは限りません。

避難所では多くの方がいますし、触れられることも考えられます。

家族以外の方がお世話をしてもらうこともあるため慣れさせておくと安心ですよね。

飼い主以外にも触れられても大丈夫なように経験させてあげてください。

「もし噛んでしまったらどうしよう。」と考えたことあるかもしれません。猫によっては噛み癖があるから触れられると不安に感じるかもしれません。

猫が噛んだ時の対処法については下記でご紹介します。

噛んだらダメだよ。早く噛み癖治そうね。

噛んだ時の対処について

もし噛まれた時どのようなことをしていますか?

猫は狩猟本能があるのでかみつくことは遊んでいると感じている時があります。

きちんと噛んだことをダメだと教えてあげないといけません。

そういう時は短い時間で「ダメっ」と叱るようにしましょう。

音や物に敏感になっている時は静かな場所に連れて行き落ち着かせるようにしましょう。

ダメなことをしてしまったときはその場で怒るようにしてあげてくださいね。その場で怒らないと猫は何に怒られているのかわからないのでその場で言うようにしましょう。

たたいたりするのは絶対にやめましょう。しつけではなく体罰になります。

しつけ⑤トイレトレーニング

決まった場所にトイレできるようにしておく必要があります。

家の中だと処理は家族が行いますので気にならないかもしれませんが、避難所や外でトイレをしてしまうとトラブルになってしまう恐れがあります。

トイレトレーニングは飼い主の役割ですので必ず決まった場所で行えるようにしておきましょう。

災害時は皆さんがストレスを抱えていますので少しのことが気になってしまいます。

少しでも安心して過ごすことができるようにトイレトレーニングは大切ですよ。

健康チェックを兼ねることができますので、トイレを決まった場所にできるように訓練しましょう。

きちんとできたらほめてあげてください。ほめてくれたら猫もうれしいですよね。

【猫の防災⑤】緊急時にこそ必要な猫の行動としつけ!コツや必要な理由は?

いかがでしょうか。

緊急時になるとしつけが大切になってきます。

猫も不安な日々を過ごすことになりますので、普段しないような行動をしてしまうかもしれません。

そういう時にきちんとしつけをしているだけで行動が大きく変わります。

家にいるから気にしないと思うのではなく、いつ災害が起こっても大丈夫なように日ごろから訓練しておきましょう。

ぜひ参考にしていただき災害時でも慌てることなく過ごせるようにしてくださいね。

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