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【猫の防災①】同行避難とは?飼い主のマナーと責任について

猫の豆知識・防災

もし災害が起こった時のことを考えたことありますか?

ペットを飼っている場合、守るのは飼い主の役割ですよね。

そこで【猫の防災①「か」】同行避難とは?飼い主のマナーと責任について紹介していきます。

参考にして、いざという時も慌てずに行動出来る助けになれば幸いです。

猫の防災「か・き・く・け・こ」とは?

今回から「猫の防災」について《か・き・く・け・こ》と5つに分けて記事で紹介します!

これは、私と”まる”がお世話になっている動物病院の先生が執筆された

どんな災害でもネコといっしょ〜ペットと防災ハンドブック〜

という本の中から特に勉強になったなぁと思った部分を基に、私が熊本地震後に改めて感じたことや学んだことをまとめている記事です(*^-^*)

この本は、実際に熊本地震を経験した院長先生の経験談や、動物病院での様子、猫とともに被災した人の生の声など多数掲載されていて、当時を思い返してつらい気持ちになる反面、いつまでも覚えておかなきゃと心に留めることが出来る本だと思います!

いつも読み返して勉強させてもらってます!

イラストいっぱいでとても読みやすい本なのでオススメですよ~♪我が家に一冊ありますが、実家の母にもプレゼントしました(笑)

もし災害が起こったら!

現在、毎年のようにさまざまな災害が起こっています。

被災された方はもちろんなのですが、近隣に住む人もライフラインや交通に不便が生じるなど、災害が起こると多くの人が大変な時間を過ごすことになります。

慣れない環境、不便で恐怖を感じる日々を送ることになりますよね。

ペットを飼っている場合はどうでしょう。

災害が起こるとペットのことを助けてあげられるのは飼い主だけです。ペットの命を守るのは飼い主の役目です。

ここでは災害が起こった場合、ペットと一緒に乗りきるための対策についてご紹介していきます。

避難場所がペット受け入れ可能かどうか調べておこう

誰でも使用できる避難場所ですがペット受け入れできないといわれたらどうしようもありません。

ペット同伴で避難できる避難所もありますが、同伴できない避難所もあるんです!
必ず事前に場所の確認をしておきましょう!!

いざという時に探すことにならないためにも住んでいる地域はペット受け入れ可能かどうかを調べておき、できない場合は近くに保護してくれる場所はないか・受け入れ可能な場所はないかを確認してくださいね。

連れて行くのに困らないように事前に調べておく必要があります。不安にならないようにするのも飼い主の責任ですよね。

同行避難について

皆さんは同行避難という言葉をご存じですか?聞いたことないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

同行避難とはペットと一緒に避難場所に行くことです。

災害にあった時にどうしても家で過ごすことができない場合は避難場所で過ごすことに・・。ペットと一緒に暮らしている場合はペットも一緒に避難場所に行くことになります。

災害時でもペットの命を守ろうということで2015年に環境省から提示されました。

避難場所によってはペット受け入れをしていないケースもありますので飼い主の方はきちんと避難場所がペット受け入れ可能なのかを調べておく必要があります。

避難場所でペットと一緒の空間にいる同伴避難とは違いますので注意してくださいね。

避難場所ではペットは決まった場所で過ごすことになりますので、これから紹介するマナーをご参考してくださいね。

避難所に行く時も「マナー」は忘れずに!

災害が起こると避難場所に行くこともあります。

避難場所には多くの方がいらっしゃいます。その中には猫を苦手な方もいることを忘れないようにしましょう。

その時に必要なのがマナー!注意点を順番に紹介していきますね。

名札や身分をはっきりさせておこう!

猫はいつもと違う場所にいることでストレスを感じてしまうことがあります。

避難場所は多くの方がいますので警戒して、迷子になってしまうケースがあるんです( ;∀;)

その時名札や身分を示すものがあると探すときに役に立ちます。

また、名札や首輪は猫を「野良猫」認定させないためにも大変重要です!

すれ違いや事故など様々な理由で見つかるのに時間がかかってしまう時も、猫のことを守る「お守り」になります。

飼い主だけで探すとなると難しいときもありますので、そういう時にどんな猫なのか・名前・飼い主の名前を示しておくことで見つけやすくなります。

オリジナルの物を作ってあげても良いですよね。すぐに分かりますよ♪

他の人に警戒しないようにしよう!

多くの方がいらっしゃる避難場所ですので人を警戒してしまうのは仕方ありません。

しかし、数日間その場所に居なくてはいけないケースも・・。

猫はストレスを感じやすいので少しでも人と慣れさせておく必要があります。すぐに慣れさせることは難しいと思いますので、少しづつでも慣れさせておくと安心ですよ。

安心して過ごしてほしいです。不安になっても警戒しなくて大丈夫だからね。

排泄はきちんとしつけておく!

決まった場所に排泄できるようにしておくことが大切です。これは普段から行うことができますよね(^^)/

避難場所で過ごすことになった場合とても大切になります。

しつけておくことでこういう困難な時でもきちんとできるようになるので普段から行ってくださいね。

きちんと排泄できると災害時は役に立ちますのできるようにしておきましょう。

ワクチン接種も忘れずに

猫の健康を守ってあげられるのは飼い主です。日常生活ではあまり気にしなくて良いことでも災害時は変わります。

猫も体調を崩してしまうことも考えられますよね。そういう時大きな病気をしなくてよいためにもワクチン接種は必ず行うようにしましょう。

災害はいつ起こるかわかりません。「あの時きちんとワクチンを接種していれば。」と思わなくて良いようにきちんと体調管理をしてあげてくださいね。

大変だけど我慢してね。いつでも健康でいてほしいです。

飼い主の責任

災害時にペットの命や健康を守れるのは飼い主です。

私たちも不安な日々を過ごすことになりますがペットも同じように感じています。病気になる可能性もありますし、ケガをしてしまうこともあります。

そういう時に飼い主の行動ひとつで大きく変わります!

ここでは災害時の飼い主の責任についてご紹介していきます。

迷子にならないようにしましょう

先ほどご紹介したマナーの中に名札が大切であることをご紹介しました。

まずは迷子にならないようにすることが大切ですよね(*^-^*)

しかし、災害発生したときすぐにペットのところに行ってあげることができません。その時居なくなってしまったら不安でたまりませんよね。

名札と一緒に首輪をつけることで探すときに役に立ちます。また現在はマイクロチップを埋め込む方法もあります。

マイクロチップはIDと飼い主情報が入っていますので迷子になった場合すぐにわかります。

迷子にならないのが良いですが未然に防ぐことができない災害はこういう準備も行っておくと安心ですよ。

災害が起こったら首輪もつけておくと安心です。訓練大変だけど頑張るんだよ。

ご近所との良好な関係を作ろう

災害時はどなたも神経質になりがちです。不安な日々を過ごしていると行動や言動にイライラしてしまいます。

少しでも助け合いが必要になる災害時はご近所と良好な関係を作っていることで助け合うことができます。

また迷子になった場合も
「○○さん家の猫ちゃん××で見つけたよ」
と情報をいただけることもありますので助かりますよね。

またさまざまな場面で助け合う気持ちが大切になりますので、普段から交流できるようにしましょう。

家の中の安全対策を忘れずに

家の中の安全を確保することも大切♪災害時に強い家づくりで猫を守ることができます。

猫にも避難場所を作ってあげると良いですよ。

猫は高い場所が好きなので、災害時に高いところにいるかもしれません。高い場所は不安定になることもありますのできちんと固定するようにしましょう。

水害が起きることも考えて高い場所に安全な空間を作ってあげるのも良いですよ。

やっぱり安心できるのは飼い主の近くですよね。少しでも安心できると良いね。

ストレスをため込ませないようにしよう

猫はストレスを感じやすいので少しでも安心できる空間を作ることが大切です。災害時はいつもの環境ではなくなるので余計にストレスを感じてしまいます。

私たちも不安な時間を過ごしていますので遊んであげることはなかなかできないかもしれません。そういう時でも猫とスキンシップをとってあげてくださいね。

飼い主と遊ぶことがストレスを解消できる方法でもありますし、普段から使っているグッズなどで遊ぶことで猫も安心できます。

ストレスをためすぎることで病気してしまうこともありますので少しでも遊んであげることが大切です(*^-^*)

いつものグッズで遊ぶだけでもストレスは解消できます。ストレスをため込まないようにしてね。

【猫の防災①】同行避難とは?飼い主のマナーと責任について

いかがでしょうか(*^-^*)災害は未然に防ぐことはできませんが対策を行っておくことで不安を減らすことはできます。

ペットを飼っている方は自分のことだけでなくペットのことも守ってあげなくてはいけません。

ペットの命を守れるのは飼い主の責任でもあります。

災害時はどなたでも神経質になってしまいますので普段は気にしないようなことでも気になってしまうのでマナーも大切になってきます。

今回の内容を参考にしていただき、もし災害が起こっても慌てず行動していただけた幸いです。

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